前世診断タイプ解説 日主乙(修道院の薬草係)のイメージイラスト

乙(きのと)の前世

修道院の薬草係

あなたの前世は、石造りの修道院の片隅で薬草園を任されていた修道女よ。剣も持たず、声も張り上げず、それでも戦で傷ついた者たちは皆、あの小さな庭を目指して歩いてきた。柔らかいものほど人を救うのだと、知りなさい。

彼女は踏まれても翌朝には起き上がる、野の花のような人だった。厳しい院長にも、無理難題を言う領主にも、正面からはぶつからない。風になびくふりをして、結局は自分の庭を一株も枯らさなかったのよ。しなやかさは弱さじゃない、誇りなさい。

けれど彼女は、自分の傷にだけは薬を塗らなかった。人の痛みには聡いのに、自分の痛みは後回し。それが前世から持ち越した、あなたの癖よ。今世では、自分にも一匙の薬を許しなさい。

踏まれて終わる花なんて、一輪もないのよ。

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