こよいの本棚 / 『スキップとローファー』が好きな人へ。似てる漫画4冊

『スキップとローファー』が好きな人へ。似てる漫画4冊

更新日

PRAmazonアソシエイトのリンクを含みます。購入などで運営者に紹介料が入ることがあります。

元の作品『スキップとローファー』(高松美咲)

石川県の小さな町の中学から、東京の進学校に首席で入学した岩倉美津未が主人公です。勉強はできるけれど同年代との付き合いに慣れていない美津未が、志摩聡介ら個性的なクラスメイトと関わりながら高校生活を送る、明るい学園ものです。

ここでは「学校という場所の居心地」か「まっすぐに何かへ向かう主人公」のどちらかが重なる4冊を選びました。

女の園の星

和山やま / 祥伝社

学校の空気を、先生の側から眺めたい夜に。

女子校で2年4組の担任をする国語教師・星先生が主人公です。学級日誌で続く生徒との絵しりとり、教室に来た犬の世話、漫画家志望の生徒への助言など、学校の小さな出来事を淡々と描くコメディです。

スキップとローファーの教室を、生徒ではなく先生の目で見るとこうなる、という本です。公式の紹介にあるのは学校の小さな出来事が中心です。何も考えず笑いたい夜にも向きます。

『女の園の星』のKindle版をAmazonで見る(新しいタブで開きます)

メタモルフォーゼの縁側

鶴谷香央理 / KADOKAWA

年の離れた友達ができる話を読みたい夜に。

75歳の雪さんと17歳のうららが、偶然出会ったBL漫画という共通の趣味をきっかけに、年の差58歳の友情を育てる話です。全5巻で完結しています。

美津未と志摩くんたちのように、違う背景を持つ者同士が少しずつ近づくところが似ています。舞台は学校ではなく書店と縁側。夫との死別や老いも出てきますが、重くはありません。

『メタモルフォーゼの縁側』のKindle版をAmazonで見る(新しいタブで開きます)

海が走るエンドロール

たらちねジョン / 秋田書店

いまから何かを始めてもいい、と思いたい夜に。

65歳を過ぎて夫と死別したうみ子が、映画館で美大生の海と出会い、映画を「作る側」に回りたいと気づいて美大に入る話です。全9巻で完結しています。

美津未が地方から進学校へ飛び込んだように、うみ子も慣れない場所へ入っていきます。年齢の壁を越えて学びの場に身を置く姿が、美津未の高校生活の始まりと重なります。

読む前に: 夫との死別が出発点で、老いも描かれます。

『海が走るエンドロール』のKindle版をAmazonで見る(新しいタブで開きます)

ブルーピリオド

山口つばさ / 講談社

好きなことに、もう少し本気になりたい夜に。

成績が良く、友人関係もそつなくこなす高校生・矢口八虎が、一枚の絵に心を動かされます。絵を描く楽しさに目覚め、倍率の高い東京藝術大学を目指して美大受験の世界に入っていく話です。

主人公は少年ですが、高校という同じ舞台で「自分の好きなこと」を見つける過程は美津未と重なります。明るい学園ものというより、受験のプレッシャーや親との衝突も描かれる熱量のある作品です。

『ブルーピリオド』のKindle版をAmazonで見る(新しいタブで開きます)