豆知識

都道府県別・犬の登録頭数ランキング! 人口あたりで一番多いのはどこ?

犬たちが点在する日本地図風のアンティーク調イラスト

犬の登録頭数を人口1000人あたりで比べると、1位は香川県。四国・東海の各県が上位を占める一方、東京都をはじめとする大都市圏は軒並み下位という、はっきりした地域差が見えてきました。 Which prefecture has the most dogs per capita? We crunched Japan's official dog registration and population data for all 47 prefectures — and found a clear regional pattern.

この記事の結論

人口1000人あたりの犬の登録頭数は香川県が75.5頭で全国1位。四国・東海勢が上位を占める一方、東京都をはじめとする大都市圏は軒並み下位という、はっきりした地域差が見えてきました。

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結果:犬の「密度」がもっとも高いのは香川県

人口1000人あたりの犬の登録頭数は香川県が75.5頭で1位となり、最下位の山形県(36.8頭)のおよそ2倍という結果になりました。全国47都道府県それぞれで「人口1000人あたりの犬の登録頭数」を算出し、色の濃さで並べたのが下の地図です。

色が濃いほど、人口に対して犬の登録頭数が多いことを示しています。同じ日本国内でも、地域によってこれほど差があるのは意外ではないでしょうか。

少ない 多い

上位10県・下位10県の顔ぶれ

上位10県は四国4県と東海勢が占め、下位10県には東北・北陸勢と東京都が並ぶという顔ぶれになりました。上位10県を見ると、香川・愛媛・徳島・高知の四国4県すべてがランクインしているのが目立ちます。三重・岐阜・愛知・静岡といった東海勢も上位に食い込んでおり、「四国・東海に犬が多い」という傾向がはっきり出ました。

反対に下位10県には、新潟・秋田・山形といった東北・北陸勢に加えて東京都も名を連ねており、新潟県・東京都のように東北勢とは異なる事情を抱える地域も含まれています。

なぜ四国・東海に集中しているのか

考えられる要因は主に二つで、犬を飼いやすい一戸建て中心の住環境と、地方ほど登録が徹底されやすい可能性です。今回のデータだけで断定的な理由づけはできませんが、いくつかの要因が重なっていると考えられます。

ひとつは住環境です。一戸建てや庭付き住宅の割合が高い地方は、大都市の集合住宅に比べて犬を飼いやすい傾向があります。

もうひとつは登録率の違いです。犬の登録は法律上の義務ですが、都市部より地方の方が近隣の目が届きやすく、登録の徹底度が高い可能性も考えられます。東京都や大阪府のような大都市圏が軒並み下位に沈んでいるのは、人口の分母が大きいことに加え、こうした要因が影響していそうです。

データの出典と算出方法

厚生労働省の犬登録頭数(令和5年度)を総務省の人口推計(2024年10月)で割り、1000人あたりに換算した数値です。より正確には、犬の登録頭数は厚生労働省「衛生行政報告例」令和5年度統計表(2024年3月31日時点)、人口は総務省統計局「人口推計」(2024年10月1日現在)を使用し、「犬の登録頭数 ÷ 総人口 × 1000」で算出しました。

47都道府県の登録頭数を合計すると6,054,519頭となり、統計表内の全国計と一致することを確認しています。犬データと人口データの時点に約7か月のズレがある点、また「登録頭数」は法律上の登録制度に基づく数字であり、未登録の犬は反映されない点にはご留意ください。

出典: 厚生労働省「衛生行政報告例」(e-Stat)/ 総務省統計局「人口推計」(統計局ホームページ)

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都道府県別・人口1000人あたりの犬登録頭数ランキング(多い順)
順位都道府県登録頭数1000人あたり
豆知識プラスワン

実はこの手のランキング、猫版は作れません。犬の登録は狂犬病予防法という法律で義務づけられ全国統計が整備されている一方、猫の飼育には登録義務がなく、都道府県別の正確な飼育数を示す公式統計が存在しないためです。今回のランキングが犬だけを対象にしているのは、そうした制度の違いによるものです。

ミニクイズ:人口あたりの犬の登録頭数が全国で一番多いのは、犬を飼う人が多そうな東京都?(タップして答えを見る)

こたえ×。1位は香川県(人口1000人あたり75.5頭)で、最下位の山形県(36.8頭)のおよそ2倍でした。東京都は逆に大都市圏として下位に沈んでいます。